わずか7歳でチェルシーに加入し、ユース年代では圧倒的な結果を残して期待を集めたアブラハム。昨年のU-19日本代表戦にも出場していたことで知られるストライカーだ。
ナイジェリア出身の父親を持つ彼は、昨季はプレミアリーグで2試合に出場したが、今季は2部に貸し出された。
ところが、彼にとってこの移籍はまさに転機になったようだ。2部では開幕から7試合に出場し、6ゴール1アシストを記録。カップ戦でも2試合で2ゴールと絶好調なのである。
第2節のバートン・アルビオン戦でリーグ戦初ゴールを決めた後、さらにもう一点を決めて勝利に大きく貢献し、エースとしての座を確固たるものに。
さらに先日行われたシェフィールド・ウェンズデイ戦では、高いヘッドから1点、さらにこぼれ球から抜け目なくもう1点。チームはその後逆転を許しているが、アブラハムの評価はますます上がった。
ゴールハンターとして2部ではアンストッパブルな存在となっている彼。もしかしたら冬にもチェルシーへ戻される可能性もあるのかも?