今日のサッカー界で数々の記録を塗り替えるメッシとクリスティアーノ・ロナウドだが、母国の代表チームではクラブほどの活躍ができないでいる。

一方、その反対に、クラブでは輝きを放てないにもかかわらず、代表では“水を得た魚”のように躍動する選手もいる。

今回はそんな選手たちをご紹介しよう。


セルヒオ・ロメロ

代表チーム:アルゼンチン

成績:81試合0ゴール

現所属:マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)

ユナイテッドでスペイン代表GKデ・ヘアの牙城を崩せずベンチを温め続けているロメロ。彼はサンプドリアに在籍していた2013-14シーズン以来、3シーズンでリーグ戦たったの7試合しか出場していない。

しかし、あのファン・ハールが指揮するAZで評価を高めて代表入りした2009年以来、“アルビセレステ”のゴールマウスを守り続けている。

クラブで出番を失ってからもその地位は盤石で、2014年ワールドカップ、2015、2016年コパ・アメリカの準優勝を最後方から支えた。出場数は歴代トップ10入りとなる81にまで伸ばしている。

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