マルコ・ファン・バステン

(クラブの売却については?)
「かつてのチームに戻ることを考えているなら、悲しみを抱くかもしれないね。クラブが売られることは寂しい。なぜなら、情熱的なファンベースを持つ、大きな都市の歴史あるクラブなのだから。

クラブにとって重要な基盤はまだそこにある。しかし、お金はなくなってしまった・・・。ミランはもはやかつてのようなクラブではない。

しかしながら、ユヴェントスの例に続くことによって、彼らも復活することは出来るだろう。ユーヴェは5回もスクデットを獲ってきたのだ」

(ミランに戻れていないことに後悔はある?)

「私が監督になりたいと思っていた時は試験を受けたが、自分に自信は持てなかった。もはや、ベンチの上で自分が戦うとは思えない」

(FIFA会長ジャンニ・インファンティーノのような仕事?)

「私の仕事は他のところにある。審判の技術革新計画に関するものだ。私はもっと面白いサッカーが見たいんだ。実直で、バランスが取れたサッカーを。

この技術は人々にそれをもたらし、サッカーをより壮大なものにしてくれると思うよ」

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