先日行われたイラク戦で劇的な勝利をおさめることに成功した日本代表。

原口元気のゴールで先制を果たすも、その後同点に追いつかれてしまい90分を消化。もはや勝ち点3は絶望的か・・・と思われたその時、山口蛍のミドルシュートが突き刺さった。

すでにUAE戦で敗れている我々にとって、イラクを相手に勝ち点を落とすことは絶望的な結果となる。土壇場でそれを避けられたことはなんとも僥倖である。

しかし、予選はこれで終わったわけではない。本大会出場権を争う直接のライバルとなるオーストラリアとの試合は、少なくとも引き分け以上の結果に持ち込みたいところだ。

今回オーストラリアの代表に選ばれているメンバーはこのページの通りである。

先日はサウジアラビアとのビッグマッチをアウェイで戦い、2-2と引き分けた。この試合は日本でも放送されていたので、視聴した人も多いだろう。

実は流れの中でサウジアラビアにゴールを決められたのは今予選でオーストラリアが初めてだったりするのだが、当然それだけ守備が弱いというわけでもない。

日本とオーストラリアがライバルになったのは2006年W杯以降であると考えれば、そこからの8試合で4勝3分け1敗と相性は悪くない。しかしアウェイでは2試合やって1分け1敗と、負け越している状態にある。

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