昨季プレミアリーグ3位に躍進したトッテナム。今季も7試合を終えた時点で負けのない唯一のチームとなっており、その強さは盤石のものになりつつある。
そのスパーズの中心にいるのは、デンマーク人MFクリスティアン・エリクセンだろう。
先日2020年まで契約を延長した24歳のMFについて、マウリシオ・ポチェッティーノ監督も「イングランドでも最高の選手のひとり」と絶賛している。
そのエリクセンがチームをどう機能させているのかをまとめた映像があったので紹介する。白の矢印はエリクセンやトッテナム側の動きや選択肢、赤の矢印は相手選手の動きという感じ。
常にチームの“預けどころ”になるようなポジショニングを意識しつつ、自らの動きで相手選手を引きつけることで味方へのスペースメイクも行っている。また、守備での貢献も見逃せない。
その貢献について、ポチェッティーノ監督はこうも考察している。
マウリシオ・ポチェッティーノ(トッテナム監督)
「彼はポジションに固定したり、『動くな』とは言えない選手だ。いくらかの自由を与える必要がある。
走ることやゲームに関わる必要がある選手だからね。そして、常にかなりのクオリティも備えている。
彼が持っているスキルのひとつは、常にチームのポゼッションを手助けし、全ての選手たちにいいサポートをし、ボールを管理することだ。
とてもクリエイティブな選手でもある。ラストパスもできるし、シュートも打てる。フリーキックを決めることもね。
彼は完全な選手であり、私の哲学にフィットする選手だと思う」