ハリー・レドナップ
「いくらかの人々は、ギャレス・サウスゲイトが厄介なポジションにあると言っている。彼が与えられているのは暫定的な監督という契約であり、まだ完全な立場を得ていない。
しかし、数年前から監督をしていようが、一試合だけの指揮であろうが、選手に酒を飲ませてはいけない。
選手の回りにいるとき、一つ理解させておかなければならないことがある。もし酒を1~2杯飲もうとしたら、そこで止まることはない。1~2杯は3~4杯になり、そして5~6杯、6~8杯となっていくのだ。
選手たちには言うべきだ。『すまないが、ここでは酒はダメだ。イングランド代表でプレーするのなら、お茶を飲み、ディナーを食べ、ベッドに行け』と。
私がウェストハム・ユナイテッドの監督だったとき、私は彼らに酒を禁止した。試合の後のバーでね。
彼らはそこに午後5時15分に行く。酒を飲む。出てきたときには、写真を求める子どもたちの前で酔っ払っている。それは正しくないよ。
私はクリスマスパーティーにも反対だ。指揮したクラブではそれを止めようとした。トッテナムでのことを覚えている。知らないうちに何人かのメンバーがダブリンへ行ったんだ。
それはニュースになり、私はそれを快く思わなかった。クリスマスパーティーを禁止することを私は明確にした。
私は、ギャレスがそのような判断をしてくれることを願うよ。もし手綱を放してしまえば、彼らはギャレスから離れていくだろう。イングランドはここ最近多くの成功を収めてはいないし、飲み物で何かを祝う理由もない。
それらの選手たちはとんでもないお金を得ている。なぜ酒を飲まなければならない?10~12年くらい、自分のケアは出来ないのか?
イタリアの代表チームでこんなことがあるか?ドイツ代表ではどうだ?(事件は)監督に対しての敬意の欠如を表しているよ。
なぜシーズンの途中で午前5時まで起きなければならないのだ?ナショナルチームの義務を果たしている最中であるのに」
レドナップがルーニーの泥酔騒動に喝!厳しい処分を求める
Text by 石井彰(編集部)
カズに憧れて全身赤のスーツを買ったことで校内一の人気者になったが、中身が伴わず一発屋で終わったというエピソードを持つ島根県出身のエディター。その影響か赤いチームを好み、ヴァランシエンヌ、レイションエス、ノッティンガム・フォレストなどを応援している。
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