『Daily Star』は「パリ・サンジェルマンのコートジボワール代表DFセルジュ・オーリエは、イギリスへの入国を拒否された」と報じた。
本日アーセナルとのアウェイゲームを戦うPSG。既に決勝トーナメント進出は決めているが、グループ首位を争う重要な試合でもある。
しかし、その試合に向けて右サイドバックのセルジュ・オーリエを欠くことになるようだ。その原因は、現在彼が暴行の罪を裁判で争っている最中であるからだ。
今年パリの路上で警察官を暴行したという疑いで逮捕されたオーリエは、先日裁判で有罪判決を受け、それを控訴している状態にある。
そのため、もちろん罪に関してはまだ確定していない状況であるが、控訴のプロセスには数ヶ月~1年の期間が必要であり、まだ裁判中の身である。
そしてオーリエの入国に際してイギリス当局はビザの発給を拒否することとなり、当然アーセナルとの試合には出場することができなくなった。
問題は今回だけに限らない。他国への渡航が制限されるということになれば、オーリエが今後のチャンピオンズリーグや代表チームでの戦いにも参加できない可能性があるからである。
コートジボワールは来年1月にアフリカネイションズカップを控えており、オーリエも当然ながらそこに招集される可能性が高い。今後それらの扱いがどのようになるのかが注目される。