キャプテンにもかかわらず3人のチームメイトを負傷させ、チームから謝罪を求められている選手がセリエAにいるそうだ。
『AFP』によれば、それはウディネーゼのブラジル人DFダニーロ・ラランジェイラだという。
32歳のベテランであるダニーロは、練習でイラク人DFアリ・アドナン・カーズム、ベネズエラ人FWアダルベルト・ペニャランダ、イタリア人MFフランチェスコ・ローディの3人に怪我を負わせたそうだ。
なんでも口論から発展したものだそうで、ダニーロとローディの言い争いによって2度も練習が中断される事態にもなっていたという。そして、ダニーロを早退させる前にルイージ・デルネーリ監督は選手たちにお灸をすえたとのこと。
スポーツディレクターのネレオ・ボナートは「選手が謝罪することを期待している。最低限のものとしてね」と述べつつ、詳しい原因を調べるつもりでもあるという。ただ、ダニーロにはキャプテンからの降格と罰金も言い渡される可能性があるようだ。
セリエA屈指の実力者でもあるダニーロだが、血気盛んなタイプでもある。現在15位につけるウディネとしては守備の要である彼の処遇をどうするか頭を痛めているかもしれない。