ディエゴ・フォルラン
「多くの移動をしなければならない。アウェイに行く時、空港に着いてすぐ出られることもあれば、90分待つこともある。3時間フライトして、更に次の旅に行くこともある。試合後にそのまま普通の便で帰る。
南インドのコンディションは、とても暑くてジメジメしている。同じように交通渋滞もある。インドに来るまであんな渋滞は見られないだろう。『次のブロックに行くまで40分かかる』と言われるようなのはね。
こちらの人々は、独自の交通ルールの解釈を持っているんだ。
ただ、私はそれを気に入ったので、家族も連れてきた。人々は友好的であり、素晴らしい経験をしているよ。
重要なのは、サッカーでも良い結果が出ているということだ。私は5得点、3アシストを記録した。ムンバイ・シティの13試合で10回プレーした。ケララ戦ではハットトリックも決めた。
8チームの中で首位だ。プレーオフは数週間後。今はオフであり、ホテルで数日リラックスしなければならない。プールもあって、家族もいる。それ以上何を求めるというのか?
ムンバイという街についても。マドリードの3倍に当たる1500万人の大都市だ。コルカタのようにサッカーの街ではないが、ニューヨークのように国の魅力の中心地である。
インド料理は試そうとはしていない。食生活を変化させることは、短いシーズンの中で自分のために良くないと思うからね。
37歳になったが、調子はいいと感じている。このリーグでどんな選手よりもシュートを撃っている。12月にインディアン・スーパーリーグは終了するが、プレーは続ける。オファーにはオープンだ。
私は選手たちにインディアン・スーパーリーグをおすすめするよ。組織レベルは高いし、ピッチのクオリティもいい。拮抗しているリーグだ。毎試合勝てるクラブはないし、試合の強度による影響も大きい。
テレビでも多くの時間がこの試合に費やされているし、キックオフ前のプレゼンテーションはアメリカに近いスタイルで行われる。ファンの間にも対立心がある。おそらく我々はプレーオフに進出できる。結果はいずれ分かるだろう」
フォルランが語る!引退するのか?インドってどうなのか?
Text by 石井彰(編集部)
カズに憧れて全身赤のスーツを買ったことで校内一の人気者になったが、中身が伴わず一発屋で終わったというエピソードを持つ島根県出身のエディター。その影響か赤いチームを好み、ヴァランシエンヌ、レイションエス、ノッティンガム・フォレストなどを応援している。
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