3. 熱狂的だったコリンチャンスのサポーター

クラブワールドカップは2005年に大会が現在のような形になって以降、南米勢が3度優勝している。いずれもブラジルのクラブ、スコアもそろって1-0と、欧州相手にこの勝ち方ができることこそ「王国の王国たる所以」と言えるかもしれない。その中で、ピッチ外でも強烈なインパクトを残したのが2012年のコリンチャンス(南米王者)だ。国内でフラメンゴに次ぐ人気を誇ると言われ、この大会ではブラジルだけでなく日本にいた“コリンチアーノ”も集結。決勝の地・横浜国際総合競技場はスタンドで発煙筒が焚かれるなど、日本とは思えないほどの凄まじい熱気に包まれ、強豪チェルシーをも呑み込んだ。

選出者:編集部O