「キャプテン翼」が大人気のスペインでは、有力紙『As』が大空翼(スペイン語名オリベル・アトム)の名前を用いて絶賛。

また、世界的なシェアを誇るフランスの『L'EQUIPE』は動画が既に爆発的な再生回数に達していることに触れつつ、「誰しもが夢見るようなプレーを彼は実際にやった」と賞賛した。

サッカー王国ブラジル最大の放送局『Globo』でも取り上げられ、コメント欄には「ゲームのようだ」「文句なしにプスカシュ賞だ!」などと驚嘆の言葉が並んだ。

イギリスの主要タブロイド紙『Mirror』は「彼はシーズンベストゴールを決めてしまったのか?」と題する動画を載せたうえで、「アンリも誇りに思うんじゃないか」と、おそらく2000年のマンチェスター・ユナイテッド戦で似たようなスーパーゴールを決めた元フランス代表ティエリ・アンリ(当時アーセナル)を引き合いに出し、褒め称えた。

アメリカのスポーツ専門チャンネル『ESPN』、『Foxスポーツ』、イタリアのスポーツ紙『gazzetta』にも掲載された他、南米で人気のサイト『pasionfutbol』は「彼はレアル、バルサ、ユナイテッドでプレーしたことないんだぜ?」と、逆説的にその驚きを表現した。

現在はソーシャルメディア全盛の時代。ちょっとしたことがあっという間に拡散し、それが「炎上」という形で社会問題ともなっているが、一方で素晴らしい出来事も瞬く間に各地へ広がり、人々の感動を共有させる側面がある。

今回のようなスーパーゴールもまた年齢やカテゴリーの枠を超えてすぐに世界中へ届く。学業にクラブ活動と忙しい毎日を過ごす日本の学生たちもこうした事実を励みに一層努力して、どんどん世界を驚かせてほしいものだ。

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