新年早々に物議を醸したトーニ・クロースのジョーク。
2014年ワールドカップ準決勝ブラジル対ドイツのスコアが1-7であったことから、「2017」年の「17」の数字をブラジルとドイツの国旗に置き換え、ブラジル人から猛烈な反発を生んだ。
レアル・マドリーの同僚でブラジル人のマルセロは直接的にではないものの「他者への尊重を」と牽制し、クロースも「ちょっとした冗談だった」と弁明している。
これで事態はひとまず収束したかに思われたが、この騒動にブラジルサッカー界の“超大物”が参戦し燃料を投下した!
ブラジルが生んだ元祖こと怪物ことロナウド・ルイス・ナザリオ・ジ・リマことCじゃないロナウド!
彼は日本時間2日に自身のSNSで新年の挨拶を行ったのだが、「ハッピーニューイヤー!」の後に「トーニ・クロース」の名前を綴り、ウインクの顔文字を入力したのだ。
そして添付されていたのは、「FELIZ」の文字にブラジル・ドイツ両国旗と「17」の数字が入った2002年ワールドカップ決勝の画像!
2002年6月30日、横浜国際総合競技場で開催された決勝で、ブラジルはドイツを2-0で下し史上最多5度目の優勝を飾っている。その時、“闘将”オリヴァー・カーンから2ゴールを決めたのがロナウドだった。
もうお分かりだろう。彼はクロースに対抗し、「2017」の「20」の部分を両国の国旗に置き換えてみせたのだ。
まるでラッパー同士の“ビーフ”(Disり合い)の様相を呈してきているが、ちなみにこのメッセージの冒頭には「リクエストで…」とある。どうやらクロースの“笑えないジョーク”を見たブラジル人から多くの要望があり、この画像を掲載することになったようだ。
このFacebookの投稿には既に61万を超える「いいね!」、コメントは2.2万件が寄せられ、大きな反響を呼んでいる。