2015年にオサスナから韓国の2部水原FCへ移籍。その後はポーランド、ギリシャを経て日本へ。その間のスタッツはこちら(リーグ戦に限ったもの)。

▼2015年7月~2016年1月、水原FC(韓国2部):17試合(先発15)0得点

▼2016年1月~8月、レフ・ポズナニ(ポーランド1部):4試合(先発3) 0得点

▼2016年8月~2017年1月、ヴェリア(ギリシャ1部):11試合(先発9)0得点

2012年以降公式戦でのゴールはないが、もともとチャンスメイカータイプではある。

なお、韓国2部リーグへの移籍は、韓国国内でも驚きだったそうだ。名門である水原三星と間違えたのではないかと噂されたほどだったとか。

また、バレンシア時代の同僚で友人だというダビド・シルバも韓国2部行きには仰天していたとか。なお、そのシルバはシシのことを非常に高く評価している。

韓国では時差ボケの残る合流初日にも、雨の降る中フルで練習参加しプロフェッショナルな姿を見せたとされている。なお、水原FCはこの年に昇降プレーオフで勝利し、1部昇格を決めている(今季また降格してしまったが…)。

治安が良く給与の未払いがないことで韓国を選んだというシシだったが、欧州に戻った理由は家族の健康面の問題だったようだ。

それでも、水原を退団する際にはファンへの手紙を贈ったそう。オサスナを退団する際にも長文のレターをサポーターに贈ったとされており、愛される選手のはず。

岐阜入団に際しても、以下のようなメッセージを出しており、律儀そうな性格が窺える。

シシーニョ

「FC岐阜のファン・サポーターの皆さん、こんにちは。FC岐阜に加入することができ、本当に嬉しく、楽しみにしています。

私は今まで2度、日本を訪れたことがありますが、日本の国民性、文化に非常に感銘を受け、日本という国が大好きになりました。

その日本でプレーするチャンスを与えてくれたFC岐阜に感謝すると同時に、今シーズンの成功に貢献できるように、私の出来る限りの力を出したいと思っています。

早くチームメイトや岐阜のファン・サポーターに会いたいです。緑のユニフォームに身を包んだ僕たちをぜひ応援して下さい。スタジアムでお会いしましょう。」

全盛期は速くて上手かった彼はコンディションさえ整えば、日本にフィットしない選手ではないはず。スペイン時代のプレーを期待するのはさすがに酷だが、リーガファンとしても輝くところを期待したい。

ちなみに、趣味はゴルフだそう。

【厳選Qoly】「人生で一、二を争うくらい辛かった…」ソサイチ選手を襲った溶連菌感染症の恐怖

日本人がケチャドバ!海外日本人選手の最新ゴールはこちら