また、24番のFWスコット・カシュケットもなかなか面白い選手であるという。
Wycombe Wanderers'in golcü oyuncusu #ScottKashket, League Two'da Aralık Ayının Futbolcusu seçildi. pic.twitter.com/W7u3yGeRlL
— PremierScout (@Premier_Scout) 2017年1月13日
1996年生まれの彼はユダヤ人であり、もともとはフットサルをやっていた。サッカーを辞めたのは、「体が小さすぎる」と言われていたからだとのこと。
しかし2012年にサッカーへと戻り、スペインのエルクレスに移籍。そこで全くプレーさせてもらえなかったことから退団し、紆余曲折の末2013年にレイトン・オリエントと契約を果たす。そこでプロへの道を掴んだという。
彼が珍しいのはそこだけではない。なんと父親のラッセル・カシュケットは有名な仕立て屋であり、2011年に結婚したウィリアム王子のスーツを作った人物なのだ。
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— MSN Philippines (@msnph) 2016年12月16日
さらに、彼の家族は全員トッテナム・ホットスパーのファンであるとのことで、ホワイト・ハート・レーンでプレーすることは夢だったという。
スコット・カシュケット
「僕は子供の頃から常にサッカーをやりたいと思っていた。今、それが出来ている。
これは素晴らしい組み合わせだね。更にいいのは、多分僕がホワイト・ハート・レーンでプレーできる最後のチャンスだという点だ。なぜなら、新しいスタジアムに移転しちゃうからね!」
他にも、MFルーク・オニーンはイングランド生まれのシンガポール人で、父親のテリーはプロゴルファーだった。
Wycombe new boy could be the next Luke O'Nien https://t.co/E8NSwXpTiu #wwfc pic.twitter.com/nzVz6IBlGY
— Wycombe Fan App (@WycombeFanApp) 2016年7月23日
また、大叔父のリム・キムサンは第二次世界大戦の日本占領下で迫害を受けた人物で、リー・クアンユーの片腕として戦後の発展を支えた名政治家である。
そして、それに加えてあの知る人ぞ知る「怪物FW」アデバヨ・アキンフェンワも所属しており、カシュケットと凸凹コンビを組む。
そんななんとも面白いウィコムとトッテナムの対戦は、日本時間29日の00:00キックオフ。もはやおなじみとなったDAZN(ダゾーン)で放送される予定だ!