4月に開幕するスウェーデン1部リーグ。
現在はプレシーズン中なのだが、このほど行われたヴァサルンズIF(2部)対ユールゴーデン(1部)の親善試合でこんなことがあったそう。
Zindoga who arrived from Zimbabwe asked a player from Vasalund during the game if he could tie his shoes because his hands were so cold! pic.twitter.com/bGqFLfMBdu
— 🇸🇪 (@SwedeStats) 2017年1月26日
スパイクの紐を相手選手が結んでいたのだ。一体なぜ…?『aftonbladet』が、この出来事について伝えている。
結んで貰っていたのは、ユールゴーデンのFWジュニオール・ジンドガ。彼はジンバブエ出身の18歳だ。アフリカ生まれの彼は寒さに手がかじかんでしまい、思わず相手選手に助けを求めたそう。
İsveç ekibi Djurgarden'da forma giyen Junior Zindoga, soğuktan dolayı kramponlarını bağlayamadığı için rakip oyuncudan yardım alıyor. pic.twitter.com/l6Rfw1zgng
— Bi Spor (@bi_sports24) 2017年1月26日
それに優しく応じた相手DFペテル・マグヌソンは、かつてユールゴーデンに所属していたこともある32歳のベテランだ。
ペテル・マグヌソン(ヴァサルンズDF)
「彼は紐を結んでくれないかと素直に頼んできたよ。この状況でどうやって断るんだい?
僕らにできる最低限のことさ。彼は指がかなりかじかんでいた」
14歳年下の“後輩”に見せた素敵な振る舞いは、SNS上でも話題になっているという。
Welcome to the north, Junior Zindoga pic.twitter.com/Dq2tEKGcg0
— 🇸🇪 (@SwedeStats) 2017年1月26日
ジンドガはまだトライアル中の身分だそうで、「ここに来て以来、ひどい寒さだよ。初日はシャワーの後に、マイナス温度へ直行だった(?)。この寒さに慣れているところさ」と冗談交じりに話していたそう。あまりの寒さにショックを受けたというが、それを乗り越え正式契約となるだろうか。