4月に開幕するスウェーデン1部リーグ。

現在はプレシーズン中なのだが、このほど行われたヴァサルンズIF(2部)対ユールゴーデン(1部)の親善試合でこんなことがあったそう。

スパイクの紐を相手選手が結んでいたのだ。一体なぜ…?『aftonbladet』が、この出来事について伝えている。

結んで貰っていたのは、ユールゴーデンのFWジュニオール・ジンドガ。彼はジンバブエ出身の18歳だ。アフリカ生まれの彼は寒さに手がかじかんでしまい、思わず相手選手に助けを求めたそう。

それに優しく応じた相手DFペテル・マグヌソンは、かつてユールゴーデンに所属していたこともある32歳のベテランだ。

ペテル・マグヌソン(ヴァサルンズDF)

「彼は紐を結んでくれないかと素直に頼んできたよ。この状況でどうやって断るんだい?

僕らにできる最低限のことさ。彼は指がかなりかじかんでいた」

14歳年下の“後輩”に見せた素敵な振る舞いは、SNS上でも話題になっているという。

ジンドガはまだトライアル中の身分だそうで、「ここに来て以来、ひどい寒さだよ。初日はシャワーの後に、マイナス温度へ直行だった(?)。この寒さに慣れているところさ」と冗談交じりに話していたそう。あまりの寒さにショックを受けたというが、それを乗り越え正式契約となるだろうか。

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