オリヴァー・ヌヴィル(元ドイツ代表FW)

テネリフェ在籍年:1996–1997

ドイツ代表としてW杯2大会に出場した小柄なアタッカー。そんな彼はドイツ人の父とイタリア人の母のもとスイスで生まれた。

母国のセルヴェッテでデビュー後、初の国外移籍としてテネリフェに加入。1年でドイツのハンザ・ロストックへ移籍したが、その後レヴァークーゼン、ボルシアMGへと出世を果たした。

ロンメル・フェルナンデス(元パナマ代表FW/故人)

テネリフェ在籍年:1987~1991

母国アリアンサでデビュー後、21歳の時に初の海外移籍としてテネリフェに加入。2年目にはキャリアハイとなる18ゴールを記録し、チームの1部昇格に貢献を果たした。スペインリーグの「Best South American」にも選出されると、バレンシアに引き抜かれた。

だが、アルバセテにローン中の1993年に自動車事故で死亡。27歳という若さだった。彼へのトリビュートとして、生まれ故郷のパナマ市にあるスタジアム名が「エスタディオ・ロンメル・フェルナンデス」になった。

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