MF:ルイス・ガルシア(現在38歳)
トリッキーなプレーを得意とし、リヴァプールの前線でアクセントをつけたルイス・ガルシア。ユヴェントスとの準決勝でジャンルイージ・ブッフォン相手に決めたミドルシュートはとりわけ鮮やかだった。2010年にリヴァプールを離れ、スペインやギリシャ、メキシコ、インドなどを経て2016年にスパイクを脱いだ。
MF:ハリー・キューウェル(現在38歳)
長期離脱を強いられながらも、シーズン終盤に復帰したキューウェル。ミランとの決勝戦ではスタメンに抜擢されるも、前半早々に負傷し、ヴラディミール・シュミツェルとの交代でピッチを去った。リヴァプール退団後はトルコやオーストラリア、カタールでプレーし2014年に現役を引退。
MF:ヨン・アーネ・リーセ(現在36歳)
ミランとの決勝戦で、正確なクロスからジェラードのゴールをお膳立てしたリーセ。PK戦では3番手として登場するも、GKジダに防がれ失敗となった。リヴァプールを離れた後はキプロスやインドでプレーし、一度の引退撤回を経て2016年に正式にユニフォームを脱いだ。
FW:ミラン・バロシュ(現在35歳)
「イスタンブールの奇跡」を知るメンバーで、唯一現役を続けているのがバロシュだ。リヴァプールでは「ゴール量産」とまでは行かなかったが、2008-09シーズンにはガラタサライで20得点をマークしトルコ1部で得点王に輝いた。現在はチェコ1部スロヴァン・リベレツでプレーしている。