タイ代表は2018年ロシアワールドカップの最終予選に進出し、ここまで1分5敗という成績。最下位に沈んでこそいるものの昨年11月にオーストラリアと引き分けるなど大差の試合は少なく、東南アジア勢の意地を見せている。

そんな彼らは、今年2月に新ユニフォームを発表。このデザインがかなり“意外”だったことをご存知だろうか。

Thailand 2017 Warrix Home

こちらがタイの新ユニフォーム。まず何と言っても目を引くのは、メインカラーが黒であること!

タイ代表と言えば、赤や青、あるいは黄色がユニフォームの定番カラーであり、この変わりようは驚きである。

背景には、昨年10月13日、タイのプミポン国王が亡くなったことがある。国民から深く敬愛されていた国王の死去を受け、タイ政府は1年間、国全体で喪に服すことを発表。しばらくは国民の多くが黒の服を身にまとっており、同様にサッカー代表チームも黒を基調したユニフォームを採用したというわけだ。

なお、サプライヤーもGrand Sportから国内の新鋭メーカーであるWarrixへと代わっている。

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