『FourFourTwo』は13日、「アデレード・ユナイテッドは、オーストラリアサッカー連盟から8万ドル(およそ660万円)の給与未払いに関する警告を受け取った」と報じた。

記事によれば、アデレード・ユナイテッドの選手たちは2015年10〜12月の未払い分を1月末までに受け取る予定だったという。しかし、それが現在でも支払われていないようだ。

オーストラリアサッカー連盟の広報によれば、今回の警告によって「アデレード・ユナイテッドは、財政状況を連盟に報告するとともに、現在の問題を修正する予定であると宣言した」とのことである。

なお、オーストラリアサッカー連盟は既にプロサッカー選手連合(PFA)とも問題について話し合っているという。

昨季Aリーグの王者となったアデレード・ユナイテッドであるが、今季は成績が低迷。1万4000人以上だった平均観客数も9713人まで減少している。

『Adelaide Advertiser』によれば、アデレード・ユナイテッドの過半数株主であるグレッグ・グリフィンとロバート・ジェラードは先日ディレクターのブルーノ・マーヴェジオを呼び、25%の株式を売却することを求めたという。

このまま給与が支払われない状況が続いた場合、連盟側から3ポイントの勝点剥奪、あるいは罰金処分などが科せられる可能性がある。

ACLでは25日にガンバ大阪との決勝トーナメント進出をかけた重要な試合を控えているアデレード・ユナイテッドであるが、これらの問題が大きくなればピッチ上にも影響を及ぼすかもしれない。

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