マドリーの得点にサポーターが沸くなか、エリア内でのボールをセルヒオ・ラモスが処理を誤り、これが自陣のゴールに…。スコアは1-2となり、アグリゲートスコア3-3のイーブンな展開となった。

その後、バイエルンはアルトゥロ・ビダルがこの日2枚目のイエローカードを受け退場に。10人のまま、試合は延長戦へと突入した。

延長に入っても、数的不利を感じさせない構成力でゲームを支配していたバイエルン。

しかし、またもや一瞬の隙を突かれてしまう。延長前半終了間際の105分、セルヒオ・ラモスのクロスに再びロナウドが合わせマドリーが逆転に成功!

さらに110分にはマルセロの強引な中央突破からロナウドが勝利を決定付ける追加点を奪い、3-2に。112分には相手のボールをカットしドリブルで持ち運んだマルコ・アセンシオがゴールをあげ、結局試合は4-2でマドリーが勝利。

アグリゲートスコア6-3でバイエルンを力でねじ伏せ、7シーズン連続となる準決勝進出を決めた。

一方、アンチェロッティ政権一年目となるバイエルンは準々決勝での敗退が決定。ともにCLで100試合以上に出場し、今季限りでの引退を発表しているフィリップ・ラームとシャビ・アロンソはこれが最後のゲームとなった。

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