アントニオ・コンテ
「エデン・アザールを売るという考えは、クラブにはないと思う。なぜなら、我々はチームを進化させていかなければならない、強化していなかければならないからだ。
しかし、誰もが知っている通り、サッカーにおいては選手の考えも重要になる。
エデンもチェルシーに残ることでとても満足できると思う。
私はそう言えるが、未来を見通せる水晶球を持っているわけではないのだ。
サッカーでは何が起こるかわからない。しかし、それはエデンだけの話ではない。全ての選手に当てはまる。
全てに可能性がある。なぜなら、誰もがあらゆるものを比較して決断を下すことを理解しなければならないからだ」
「エデンは我々と共にここに残ることにとても満足していると思うよ。一緒に働くことにね。
彼の家族もここに残りたがっていると思う。チェルシーというチーム、チェルシーというクラブのためにプレーすることにね。
ファンは彼を愛しているし、彼がここに残るにあたっては、多くの前向きな物事がある。そして、このクラブと共に頂点へと上り詰めようとすることにもね。
クラブの目標を忘れてはいけない。それは全ての大会で勝ちを狙うこと、そこでプレーしなければいけないことだ。
彼は偉大な選手だ。偉大なタレントだ。しかし、それでも彼は今季大きく進化した。ピッチ上だけではない。メンタル面の強さという点でもだ。
そして、このレベルはとても重要だ。次のステップに進もうとするにあたってはね。
なぜなら、それは世界最高の選手になるというステップであるからだ。そして、エデンはその一歩を踏み出せると思う」
アザール、ここに残れば世界一になれる!コンテ監督が語る
Text by 石井彰(編集部)
カズに憧れて全身赤のスーツを買ったことで校内一の人気者になったが、中身が伴わず一発屋で終わったというエピソードを持つ島根県出身のエディター。その影響か赤いチームを好み、ヴァランシエンヌ、レイションエス、ノッティンガム・フォレストなどを応援している。
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