『L’Équipe』は29日、「モナコのフランス代表MFティエムエ・バカヨコは、チェルシーへの移籍に近づいている」と報じた。
ティエムエ・バカヨコは1994年生まれの22歳。名門レンヌの下部組織で育成され、2013-14シーズンにデビューしたMFである。
本職はボランチであるが、レンヌでは攻撃力を買われてセカンドストライカーとしての起用にも応えており、非常にオールラウンドな選手だ。
高い身体能力とスピードを兼ね備えている彼は今年フランス代表にも招集されており、モナコでも最も期待を集める者の一人だ。
彼に対してはマンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティ、そしてバイエルン・ミュンヘンが関心を寄せているという。
しかし記事によれば、最もバカヨコの獲得に近づいているのはアントニオ・コンテ監督率いるチェルシーであるとのこと。
フランス代表でも共にプレーしているエンゴロ・カンテと中盤を組ませることによって、より攻守に渡って連動したラインを形成しようという狙いがあるようだ。
なお、バカヨコは2019年までモナコとの契約を結んでいるものの、延長に向けた交渉が進んでおらず、合意に至る可能性は低いという。