先日のセリエAで観客席から送られた人種差別的なヤジに抗議し、自らピッチを去るという判断を下したペスカーラのサリー・ムンタリ。
その後リーグ機構からは1試合の出場停止が命ぜられたものの、各方面からの抗議によってそれは取り消されることになった。
全世界に衝撃を与えたムンタリの抗議活動を支持する声は後を絶たず、親友として知られるケヴィン=プリンス・ボアテングも賞賛していた。
そして今回、イタリアで放送されている風刺ニュース番組『Striscia la notizia』がムンタリを表彰するために訪れたとのこと。しかし…
ムンタリはこれを完全に無視!
それもそのはず、このトロフィーにかたどられている『Tapiro d'Oro(黄金のバク)』は、恥ずかしいエピソードや失態を演じたセレブに贈られるもの。
ムンタリは以前にもこの番組と衝突した経験があり、断固としてこれを受け取ることを拒否したとのことだ。
確かに、笑いに昇華できるようなことならともかく、このような状況では受け取りにくいだろう…。