そしてタイムアップのホイッスルが鳴ると、群馬選手の多くがピッチへと崩れ落ちる。
さらには森下仁志監督は感情的な表情を見せつつ、チームスタッフと抱き合った。
DF川岸祐輔も思わず涙。ゴール裏にはやはり涙を拭うファンの姿もあり、非常に感動的なシーンとなった。
試合後、殊勲のゴールをあげた高井は「今日は、朝起きた時から『決めるな』と思っていました。良い状態でピッチに入れて、プレーの精度は悪かったですけど、「いけるな」という感じはありました」とコメント。
また、ようやく勝ち点3を手に入れた森下監督は「信じられないかもしれないですけど、こういう状況だからこそ団結力が日に日に増していって」と、チームの結束力について言及した。
12試合目にして初勝利をあげた群馬は今週末、ホームで愛媛FCと対戦する。