4. EL出場権争いは?
プレミアリーグのEL出場枠は「3」。
EFLカップで優勝したマンチェスター・ユナイテッドがすでにEL出場を確実なものにしているため、プレミアリーグの5位、6位チームにELストレートインの権利が、7位のチームに予備予選3回戦進出の権利が与えられる。
前述したように、現在は3位リヴァプールから6位ユナイテッドまでの4チームが3位と4位を争っているという状況。したがって、このうち5位と6位になった2チームがELに出場するということになる。
なお、7位はすでにエヴァートンで決定している。7位と8位WBAの間には、現時点で勝ち点差が「7」もある(WBAは消化試合数が一つ少ない)。
5. 残留争いは?
プレミアリーグでは18位から20位までの3チームが自動降格となる。
すでに、19位ミドルズブラと20位サンダーランドの降格が決定。14位バーンリーから18位ハルまでの5チームが、残留を巡って争うことになる。
現実的に見れば、勝ち点38のクリスタル・パレス(16位)、勝ち点35のスウォンジー(17位)、勝ち点34のハル(18位)の3チームによるバトルか。
ハルは今週末にクリスタル・パレスとの直接対決を控えており、仮にこのゲームに敗れスウォンジーがサンダーランドに勝利すれば、その時点で降格が決定。
ハルは最終節にホームでのトッテナム戦を控えており、状況的には最も厳しいチームとなっている。
なお、2部に相当するフットボール・リーグ・チャンピオンシップでは、すでにニューカッスルとブライトンの昇格が決定。残る一つの昇格枠を巡り、3位レディング、4位シェフィールド・ウェンズデイ、5位ハダーズフィールド・タウン、6位フラムがプレーオフを戦う。