『Omnisport』は29日、「ウェスタンシドニー・ワンダラーズのGKコーチを務めるジェリコ・カラッツ氏は、トッティの獲得はありえないと話した」と報じた。
今季限りでローマからの退団が決定したフランチェスコ・トッティ。その後アジアやアメリカへの移籍が噂され、東京ヴェルディ1969もオファーを出していると言われている。
オーストラリアも獲得に乗り出すべきかどうかという点で議論が行われているが、それを聞かれたジェリコ・カラッツ氏は「ありえない」と語った。
かつて所属した小野伸二選手のように違いを作れればいいが、運動量が落ちた選手は厳しいと主張した。
ジェリコ・カラッツ
「フランチェスコ・トッティは偉大な選手だよ。本当に素晴らしいプレーヤーだった。
思うに、我々はアレッサンドロ・デル・ピエロでその結果を見たはずだよ。シドニーでの2年目でね。
ここはハードなリーグだよ。走るリーグだ。彼にクオリティはあった。素晴らしいクオリティは。しかし、彼の足はもう長くは走れなかった。
このようなものが求められる中で、彼らのような選手が期待に応えるのは難しいよ」
(ウェスタンシドニーは小野伸二のような素晴らしい選手を獲得してきたよね?)
「マーキー・プレイヤー(Aリーグで獲得が可能なスター選手枠。サラリーキャップ制の給与制限に該当しない)とは何だ?
それは、チームに違いをもたらす者だよ。知名度をベンチに加えたいというのであれば、違った話にはなるがね」