『FourFourTwo』は30日、「アーセナルのイワン・ガジディスCEOは、トップクオリティを持つ選手とファンとの良好な関係が必要だと話した」と報じた。
昨季、アーセン・ヴェンゲル監督就任以降初めてチャンピオンズリーグ出場権を逃すことになったアーセナル。
最終的にはFAカップを獲得することが出来たためにヨーロッパでの戦いには臨めるようになったが、ヴェンゲル監督への風当たりは強かった。
しかしその中でクラブは2年の契約延長を結ぶことを決断し、現体制を維持するという選択をした。
サポーターとの質疑応答の中で、イワン・ガジディスCEOは以下のように話し、今夏の動きについて明かした。
イワン・ガジディス
(アーセン・ヴェンゲルと2年契約を延長したのは感傷的な理由か?)
「そうではない。相互の関係のもとでのものだ。
我々はチームを強化するために天文学的なお金を使った。1億1000万ポンド(およそ158.1億円)を昨年夏に使った。ブンデスリーガのベストイレブンを獲得したのだ。
今はトップクオリティを持つ選手を探している。4年前と比べて3倍のスカウトを使っている。
世界レベルのサッカークラブになるためには、ピッチの上でもワールドクラスにならなければならないと信じている。
私はクラブとその価値に気をつけている。私はアーセナルを成功させたいのだ」
(オーナーのスタン・クロエンケの意向は?)
「彼はサッカークラブに負債は出させない男だ。何もないが、支援はしてくれる。
もしお金のことだけを考えれば、他にもっと簡単な道がある。スポーツチームを所有するよりね。
我々はもっとファンベースとのいい関係を必要としていると思う」