CH:アーロン・ムーイ(オーストラリア/26歳)

現所属:ハダーズフィールド・タウン

買戻し条項を持つクラブ:マンチェスター・シティ

コメント:プレーオフを制し、プレミアリーグ昇格を決めたハダーズフィールド・タウン。そのなかでムーイは非常に大きな貢献を果たした。昨季はシティからのローンだったが、今夏完全移籍することに。

ただ、シティは買戻し条項なしで退団させることはなかった。なので、もしムーイがプレミアでやれることを証明すれば、グアルディオラは彼を連れ戻すことができる。

OH:アレン・ハリロヴィッチ(クロアチア/21歳)

現所属:ハンブルガーSV

買戻し条項を持つクラブ:バルセロナ

コメント:NEXTモドリッチとも称された天才MFは、2015年にディナモ・ザグレブからバルサへ移籍。だが、トップチームに割って入ることはできず。

ヒホンへのローンを経て、2016年にHSVへと放出された。さらに、2017年1月にはラス・パルマスへレンタル…。とはいえ、ブンデスで活躍した場合には、バルサは買戻し条項を行使して連れ戻すことができる。

RW:ベルトラン・トラオレ(ブルキナファソ/21歳)

現所属:リヨン

買戻し条項を持つクラブ:チェルシー

コメント:昨季はアヤックスに貸し出され、チームのEL決勝進出に貢献したトラオレ。チェルシー復帰後、リヨンへと売却された。

フランスでは買戻し条項は認められていないかもしれないが、クラブや選手などによる別離契約(特別協定)ならば実現可能とされている。チェルシー、トラオレ、リヨンによる回避策だったのかもしれない。

【次ページ】話題のあの選手たちも