『Daily Star』は26日、「アレクシス・サンチェスはアーセナルに対して週40万ポンド(およそ5520万円)の給与を求めている」と報じた。
アーセナルとの契約が2018年6月30日までとなっているサンチェスであるが、今夏のマーケットではチームに残る可能性が高いと言われている。
依然としてマンチェスター・シティらが獲得を狙っていると言われるが、サンチェスはアーセナルの慰留を受けて今季は残留することを決めたという。
ただし、クラブからの新契約の打診に対しては厳しい返事をしているようだ。
記事によれば、アーセナルが今彼に提示しているのは週30万ポンド(およそ4140万円)。これはポール・ポグバの週給29万ポンド(およそ4000万円)を上回るもので、年俸に換算すれば28.7億円となる。
また、同じくアーセナルとの契約が来年夏までとなるアレックス・オックスレイド=チェンバレンもクラブから打診された新しい給与を受け入れていないようだ。
アーセナルはこれまで週12万5000ポンド(およそ1725万円)、週15万ポンド(およそ2070万円)と大きなオファーを送ってきた。これは現在のエジルやサンチェスを上回るもの。
しかしオックスレイド=チェンバレンは最低でも週20万ポンド(およそ2760万円)の4年契約でなければ納得しない意向であるとのこと。
アーセナルは最終的に週18万ポンド(およそ2480万円)のオファーを提示したとのことだが、その妥協もチェンバレンには受け入れられなかったようだ。
彼にはチェルシーやリヴァプールが関心を寄せていると言われており、前者は移籍金3500万ポンド(およそ48.3億円)を準備しているという。
それらの移籍の噂が、チェンバレンの要求を大きなものにしている可能性があるとも伝えられている。