イタリア代表としてのキャップ数が170に達したGKジャンルイージ・ブッフォン。

『Marca』によれば、彼には幼い頃に感銘を受けた選手がいたようだ。ブッフォンが12歳だった1990年に地元イタリアで行われたFIFAワールドカップでの秘話を明かした。

ジャンルイージ・ブッフォン

「幼かった頃、僕の人生におけるいくつかの神話があった。トーマス・ヌコノ、カメルーンのGKさ。

1990年のワールドカップで彼のプレーを見たんだ。イタリアの次に自分の心にあったのは、カメルーンだった。

イタリアでの1990年ワールドカップのことだ。開幕戦のことを覚えている、アルゼンチン対カメルーンだった。

カメルーンが勝った。あの瞬間、僕はGKになると決めたんだ」

カメルーンはマラドーナ擁するアルゼンチンを撃破すると、勢いそのままにベスト8に進出。

そのなかで守護神に君臨していたのが、トーマス・ヌコノだ。彼はワールドカップ3大会に参加するなど、カメルーン代表として112試合に出場したGK。

ブッフォンはその姿に感銘を受けて、GKになることを決意したそう。

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