編集部S:ベン・ウッドバーン(ウェールズ)&デイヴィ・プロッパー(オランダ)

ジェラードが引退した今、リヴァプールファンにとって最も期待値の高い若手がウッドバーンだろう。

すでにリヴァプールでも鮮烈なデビューを飾っているが、まさかA代表の初戦でもいきなりゴールをあげるとは…。

やはり何か特別なものを“持っている”という印象だ。こういう選手が出てくると、今後ウェールズはおもしろい存在になっていくかもしれない。

プロッパーは総合力が高く、良い選手なのは知っている。A代表に招集されるのも納得で、プレミアリーグという舞台での活躍にも期待している。

しかし、デニス・ベルカンプやファン・デル・ファールト、ファン・ニステルローイといった選手がつけてきたオランダの背番号「10」をつけるにはやや荷が重いとも感じた。

もちろん、選手の価値は背番号で決まらない。ヴェスリー・スナイデルの負傷によってプロッパーに10番は回ってきたという事情も承知しているが、ある意味で近年叫ばれつつあるオランダ選手の“小粒化”を象徴するシーンであったと思えた。

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