『Tuttosport』は10日、「アルベルト・ザッケローニ氏が今季のセリエAについて話した」と報じた。

2014年ワールドカップを最後に日本代表監督を退任し、その後中国超級リーグで短期間指導を行ったザッケローニ。現在はイタリアに戻り、フリーの状況となっている。

彼は今季のセリエAについて以下のように評論し、各チームの状況について以下のように語ったという。

アルベルト・ザッケローニ

「重要なクラブのレベルが上がっているから、これまでの数年以上に厳しい戦いになるだろうね。

トップグループのほとんどのクラブが、2チームを作れる程の選手層を持っている。

ユヴェントスはまだ乱気流に対処するには最高の状況にあるし、誰もが今季も走っていくだろうと思っている。また、レギュラーに選べる選手と契約をした。

昨季、マウリツィオ・サッリのナポリは前半戦で厳しい状況になり、そのツケを支払うことになったね。後半戦で見たものを考えれば、心配するべきところはある。

ナポリには唯一の、そして本当の限界がある。上手く行っている時、熱意が高まっているときには、素晴らしい団結の感覚がある。

しかし難しいときには…我々が昨季見たように、アウレリオ・デ・ラウレンティス会長とマウリツィオ・サッリ監督の間ですれ違いが出る。それがチームの方向感覚を狂わせる」

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