トッテナムが2017-18シーズンに使用するホームとアウェイは以下のようなデザインだ。
白、紺といういずれも伝統的なカラー。スパーズのユニフォーム単体としては文句のつけようがない。
ただ、ユニフォームをいくつも用意する理由は本来、相手チームがどんな色であっても被らないようにするためだ。しかしながら今季のトッテナムは、アウェイとサードにかなり近い色合いを採用している。
そしてここからが問題なのだが、プレミアリーグにはこのようなユニフォームのチームが存在する。
そう、過去に稲本潤一が在籍したことで知られるウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン、通称WBAだ。
1888年から始まった世界最古のサッカーリーグ、フットボールリーグの“オリジナル12”であるWBAは、その当時から「白と紺のストライプ」をユニフォームに採用。上の画像の通り、2017-18シーズンも同様だ。
そうしたクラブがあるなかで、トッテナムのユニフォームラインナップはどうなのか…。
WBAのホームはパンツとソックスが白であるため、トッテナムがダークパープルのサードを着ればそれなりに見分けはつくと思われる。ただ、せっかく3種類のユニフォームを用意するのであれば、もう少し色をバラつかせた方がバリエーション的に良いことは間違いないだろう(トッテナムの場合、欧州戦もあるだけに)。
なお、日本では今年、JリーグのFC岐阜対松本山雅の試合において、松本のグレーのユニフォームが問題となり、ハーフタイムに岐阜がユニフォームを交換するという珍事が発生している。