昨年末、未曽有の墜落事故に見舞われたシャペコエンセ。

このほど行われたブラジル全国選手権1部第35節、ヴィトーリア戦に2-1で勝利した。これにより来季の1部残留が決定。

値千金の決勝点を決めたのは、松井大輔の元同僚としても知られるFWトゥーリオ・デ・メロだった。

『ESPN』ブラジル版によれば、デ・メロは試合後にこう語っていたという。

トゥーリオ・デ・メロ(シャペコエンセFW)

「残留を決めるために、勝つか引き分けなければならなかった。ミッションコンプリートって感じだよ。

簡単なことじゃなかった。(今季の)大きな目標はセリエAに残留することだった。

これを亡くなった(選手・関係者の)遺族たちに捧げたい。

忘れてはいけない、亡くなった人達のことを」

シーズンは残り3試合。シャペコエンセはコパ・リベルタドーレス出場の可能性も残っており、盛り上がりを見せているようだ。

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