世界でも有数の過酷なリーグ戦として知られるJ2。

その戦いはとにかく長期にわたり、22のチームが42もの試合数をこなす。レギュラーシーズンでは462試合が行われ、熱い戦いが繰り広げられた。

そうしたJ2において、1シーズンのプレー時間が「16分」というのは決して褒められた数字ではない。

それほどの出場時間であれば1試合で消化が可能であり、1シーズントータルで考えると各選手には最大で3780分のプレー機会が与えられているからだ。

しかし、1シーズンの出場時間が僅か16分でもその数字が立派だったと断言できる選手がいる。

大分トリニータMF清本拓己だ。