小林 祐希(ヘーレンフェーン)
「凄いっすよね。
もうなんか『オレの仕事はドリブルなんだ、ドリブルでかわしてクロス、シュートがオレの仕事だから、それができない日は代えてくれ』って言うんです。
凄いなと思って。気持ちいいですよね。
監督も分かってて、アイツがパスで逃げ始めたらもう終わりだからって。だから、スペシャリストを育てたかったら何回でもやらせるしかない。
(日本人は)途中でみんな変わっていっちゃうんで。
ミスしたくないとか、試合に出続けたいっていう気持ちで。出来るだけ普通の選手になっていっちゃうんですよね」
「9回ミスっても10回目で」というのは時折耳にする考え方だが、「それでもダメなら代えてくれ」というのは実に象徴的である。