ダヴィド・ルイス

(チェルシー時代には、ギャリー・ネヴィルから『プレイステーション・フットボールをやっている』と批判されたね?モウリーニョ監督も君を信頼せず売却した)

「ああ、ジョゼ・モウリーニョだけではないんだ。

ブラジルでも、同じように言われているよ。ディフェンダーは悲観主義者でなければならないよ、とね。

僕は、そうはなれないね。

自分は人生において楽観主義者だ。ポジティブな人間だ。僕がいつも考えているのは、最高のことが起こるという夢だ。

しかし、自分がどこにいるのかは理解している。

小さなボートで20メートルの波が押し寄せる海に漕ぎだすようなことはしたくないよ。

おそらく、その時は遠回しをするだろうね。そして到着するよ。他の道を見つけ出そうとするだろう」

(1月末のリヴァプール戦で見せた、誰もが準備する前のフリーキックゴールは話題になったね?私もあれはシーズンのベストだと思うが)

「まあ、ピッチ上のことについては誰もが違う考えを持っているからね。

あれはアザールのようなプレーだったね。ただ、彼は本能的にあれがやれる。僕のは頭で考えたものだ。

まあ、あのようなゴールは好きだよ。リスクを犯したプレーだ。20メートルも持ち上がれば、誰もが思う。

『あいつは何やってんだ?正しいやり方じゃない、強欲だ、狂ってる』と。

自分が誰より賢いとは言わないけどね。ただ、レフェリーがホイッスルを鳴らす時には、選手全員が息を整えようとする。その瞬間は、準備が出来ないんだよ。僕もそうするからね、分かるんだ(笑)。

リヴァプールのGKは世界最高の選手の1人だ。彼に時間を与えたらいいプレーをされてしまう。だから、その瞬間を待っていたのさ」