CB:メフディ・ベナティア(ユヴェントス/モロッコ代表)
ユーヴェ1年目の低調なパフォーマンスにより、ベナティアは昨夏にも退団するのではと噂されていた。マルセイユへの移籍話もあったのだ。
だが、そういった批判をはね返し、レオナルド・ボヌッチの後釜という重責を全うしている。
パス成功率は90%を記録し、1試合平均の守備的アクションでもチームトップの値をマーク。さらに、重要なゴールも決めている。
古巣ローマとの対戦での決勝点は、今季の驚異的な改善ぶりを象徴するようなものだった。
LB:ファビアン・デルフ(マンチェスター・シティ/イングランド代表)
ペップ・グアルディオラは選手を再活性化させる手腕でも知られている。
だが、昨夏の時点では退団が決定的だったデルフに対してやったことは、驚きにほかならない。
指揮官のパーソナリティによって、デルフはパオロ・マルディーニの再臨になれると説得された。
無論それは言いすぎだが、デルフはシティが18連勝した試合において13試合で先発した。