リアム・ブレイディ「私は20年間アーセナルのアカデミーでディレクターをしていた。関心を持った選手を見るため、何度もイタリアへとやってきた。
かわいそうなニコロ・ガッリ(ボローニャに貸し出されていた2001年にバイク事故で死去した)、アルトゥーロ・ルポリらを獲得した。
しかし、ユースのトーナメントで見たことは完全に間違っていると思ったよ。
イタリアでは、時間を浪費したりする狡猾さ、引き分けを得るための戦術しか考えない。
若い選手はどのように成長していくか?才能を開発しよう、技術と運動能力を。それが結果を得るための全てだと。
だから、イタリアから試合を決められる選手は消えてしまった。
偉大なイタリアのレジスタ、アタッカー、センターフォワードはどこにいったのだ?
ワールドカップに出場できなかったことは驚きだったか?いいや、ブラジル大会の段階で衰退は明らかだった。
誰もアンドレア・ピルロのポジションを奪えなかった。ディフェンダーも同じだ。攻撃でも、国際的なビッグゲームを決められる選手は誰もいない」
イタリアからクラッキが消えた理由は何か…元アーセナル下部組織のチーフが指摘
Text by 石井彰(編集部)
カズに憧れて全身赤のスーツを買ったことで校内一の人気者になったが、中身が伴わず一発屋で終わったというエピソードを持つ島根県出身のエディター。その影響か赤いチームを好み、ヴァランシエンヌ、レイションエス、ノッティンガム・フォレストなどを応援している。
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