山田 直輝(浦和レッズMF)
湘南ベルマーレの指揮官、曺貴裁監督のもとで飛躍あるいは復活を遂げた選手は多い。山田直輝もその一人だ。
プロ1年目、18歳で日本代表に招集されたことも今は昔。度重なる怪我がキャリアに大きな影を落としたが、湘南への期限付き移籍も3年目となった昨シーズン、ついに彼本来のプレーが戻ってきた。
浦和復帰を果たした今シーズン、ポジションを争うライバルは柏木陽介、長澤和輝と強力だが、ここまでは彼らに負けていないところを見せている。27歳と充実期を迎えたMFの活躍に期待したい。(編集部O)
安西 幸輝(鹿島アントラーズDF)
昨シーズンJ2の5位に入った東京ヴェルディにおいて、いわゆる“戦術君”的な存在だったのが下部組織出身の安西幸輝だ。
無尽蔵のスタミナでサイドを駆け回り、ドリブルやクロスでチャンスを演出。ポジションも当初の右サイドバックから終盤は左のウィングとして活躍し、プロ4年目で大きな飛躍を遂げた。
チームでのJ1昇格はならなかったが、「ダブルアンザイ」と呼ばれた安在和樹(鳥栖)とともに個人としてステップアップ。J屈指の強豪・鹿島でどれだけやれるか楽しみである。(編集部O)