ダヴィド・アラバ(バイエルン・ミュンヘン/オーストリア代表)
そのバーサタリティによって、アラバは世界最高のDFのひとりとなっている。CBでも中盤でも、そしてより彼にとってより“ナチュラル”なポジションである左サイドバックでもプレー可能だ。
そんなアラバをバルサは長年狙ってきた。
すでにバイエルンでの試合出場が300に迫る彼は、ドリブルとパスに優れるためにポゼッション面で長けている。また爆発的なスピードもあるため、一瞬で守から攻へ切り替えることが可能。クロスも素晴らしく、守備においても落ち着いている。
25歳ながら非常に成熟している選手でもある。バルベルデの守備陣において、彼のバーサタリティは多くのオプションをもたらすことだろう。
今季はリュカ・ディーニュが苦しんでいるが、アラバならばジョルディ・アルバの負担を減らすことができる。全体として見れば、彼はバルサのスカッドの質を間違いなく向上させるはずだ。