現在フランス・リーグアンで20チーム中19位に沈んでしまっているリール。
今季は非常に大きな投資を行ったものの、マルセロ・ビエルサ監督に任せたチームは成績が低迷。
冬に監督交代を決断し、クリストフ・ガルティエ氏を新指揮官に迎えるも、それからも苦戦が続いている。
先日行われたモンペリエ戦では、本拠地ピエール=モロワに詰めかけたサポーターが抗議のためにピッチに乱入。
選手たちに対して暴行を働こうとし、少なくとも10名が身柄を拘束されている。
現在この事件に対しての制裁が検討されており、調査の期間中は暫定的にスタジアムの観客席が閉鎖されることになった。
4月5日にそれについての会議が行われる予定になっており、少なくとも4月1日のアミアン戦は無観客で開催される。
リールは現在、経営の不透明さからすでにリーグを監視する組織から暫定的な降格処分が言い渡されている状況だ。
改善がなければ強制的に2部に落ちてしまう中で、さらに観客入場まで禁止され、加えて罰金処分は不可避…。シーズンの残り2ヶ月、あまりにも厳しい戦いが続く。