――外国籍FWのような存在感を醸し出していますね!

周囲の選手よりも身体も大きいですし、海外でやってきているので強いプレッシャーにも慣れています。そういうところは自分の特徴だと思います。外国人FWとは思ってないですけど(笑)

――1度現役を退かれてからプレースタイルを微修正した部分もあるのですか?

そうでもないです。チームのバランスということもあります。今、チームがやろうとしているサッカーでは、FWが1度ボールを収めてから攻撃を展開していくので、いったん引いて受けるプレーは多くなっていると思います。

なので、今の自分の課題は下がってボールを受けてから、どれだけ速くゴール前に入っていってシュートに絡めるか?その回数を増やしていくことですね。

――現役へ復帰されたのは、「2020年の東京五輪に出る!」ためだと伺いました。

現状からすると、凄く大変な目標だと思いますけど。

――あのハリマ戦のボレーを見せつけられると、可能性ありますよ!

叶いますかね?(笑)やっぱり、1度決めたからには、そこを目指します!

――25歳にして1度現役を退く決意をされた理由は何だったのでしょうか?

自分がやりたかったことは、『海外でプロサッカー選手として生活していくこと』でした。それが叶い、なでしこジャパンにも呼ばれました。

でも、どこかフランスでプレーしていることに満足しているところがありました。『このままやっていても…』と思っていたので、1度引退を決意しました。

――フランスのEAギャンガンで引退し、現役に復帰したのもフランスのパリFC(強豪FCジュビジーと合併)でした。

フランスで引退すると決めていたわけではないのです。ただ現役復帰に関しては、もともとフランスでやっていたので、まわりが色んなコネクションを持っていました。

フランス以外の国でもチャレンジしたいと考えていて、実際に行動しました。しかし最終的には、フランスでの現役復帰に至りました。