29日、フランス・リーグアン第35節のリール対メスが行われた。
残留プレーオフ圏内となる18位まで勝点差3まで迫ってきた最下位メスは、ここで19位のリールと対戦。
勝利すれば残留の望みが出てくる一方、負ければ降格の可能性がかなり高くなる試合だった。
ところがメスは前半のうちにルイス・アラウージョ、ニコラ・ペペにゴールを許し、2−0とリードされてしまう。
川島永嗣はスーパーセーブで決定機をいくつか防いで見せるも、無失点を保つことはできなかった。
後半のメスは反撃を狙い、強みであるドセヴィが位置する右サイドを活性化させる。開始直後にノラン・ルーのゴールで1点差に迫ることにも成功した。
ところが、77分には再びイヴ・ビスマにゴールを決められ…。川島は一度防いだものの、リバウンドを押し込まれてしまった。
メスはこの残留争いの直接対決を3-1で落とすことになった。また、18位のトロワも勝利を収めたことから、残留プレーオフ圏内までは勝点差6、17位までは勝点差8まで広がってしまった。
リーグアンの残りは3試合であるため、プレーオフ出場を勝ち取るまでには少なくとも2勝が必要になる。
また、次節のアンジェ戦で敗れてしまった場合、メスは得失点差で大きく下回っていることから、現実的には残留がほぼ不可能になる。