ユヴェントス
ユヴェントスとインテル。ともに一度も降格していない両者による一戦は「イタリアダービー」と呼ばれていた。その歴史に呆気なく幕が降りたのは2006年のこと。ご存知、カルチョーポリである。
ユヴェントスの首脳陣が審判への買収や脅迫に主犯的に関わっていたことが発覚。世界的なビッグクラブの不祥事は当然一大スキャンダルとなり、結局ユーヴェは不正があったとされる2004-05、2005-06シーズンのスクデットが剥奪され、セリエB降格の処分が下された。
あれから12年。一年でセリエA復帰を果たしたユヴェントスは、新スタジアムが完成した2011年以降リーグ7連覇を達成。再びイタリアの盟主の座に返り咲いている。