ユリアン・ブラント(レヴァークーゼン/ドイツ代表22歳)
クロップがドイツ人ということを考えれば、母国からの選手獲得を望んでいることに疑いはないだろう。ブラントをターゲットにすべきというのは、非常に理に適った話だ。
童顔な22歳はスピード、ドリブル、自信を兼ね備えており、代表では右WGをルロイ・サネと争っている。右利きながら両サイドでも、トップ下でも問題なく機能する。
常に優勢を保って相手からボールを奪うためにプレッシングをかけたいリヴァプールにとって素晴らしい補強になりうる。同じようなゲーゲンプレッシングを行っていたロジャー・シュミット監督時代のレヴァークーゼンで、ブラントは見事にそれをやり遂げていたのだ。
彼ならクロップが好む4-3-3の両ワイドとトップにおいて要求されるタスクにも動じることはないだろう。また、まだ22歳と若く、もし獲得できればリヴァプールは彼の全盛期を手に入れるかもしれない。
最近2021年まで契約を延長したため、移籍金は間違いなく跳ね上がった。とはいえ、獲得できればチームにとってパーフェクトなものになるはずだ。