4位 ドイツ(adidas アウェイ)
1994年アメリカ大会から2006年ドイツ大会まで、ワールドカップ24試合すべてでホームモデルを着用してきたドイツ代表。本大会でのアウェイモデル着用は1990年イタリア大会準決勝イングランド戦まで遡ることになる。
その時の緑モデル以来、アウェイカラーとしては濃緑、赤、黒などが採用されたが、南アフリカ大会では黒のモデルが用意された。ポイントカラーは赤とゴールド。国旗でも使われているこの三色は、1813年にナポレオンと戦ったリュッツォウ義勇軍の軍服(黒いマント、赤い肩章、金ボタン)に由来している、と言われる。
グループリーグのガーナ戦で、本大会では20年ぶりにアウェイモデルを着用、さらに準々決勝、3位決定戦でも着用された。また4年後のブラジル大会では、赤×黒のアウェイモデルを装備した準決勝でホスト国を7-1で蹴散らす「ミネイロンの惨劇」の敵役にもなるのだ。
つまりドイツ代表は、1990年以降本大会でアウェイモデルを着用した8試合で無敗を続けているのだ。