ウルグアイ代表:ナイタン・ナンデス
スアレスとカバーニ、“最強”2トップで世界の頂点を狙うウルグアイ代表。
しかし二人がどんなに最強でも、パスが渡らなければお話しにならない。ただでさえ中盤は潰し屋だらけのお国柄のうえ、今回は23人のメンバーからロデイロ、ガストン・ラミレスという左利きの司令塔二人が落選したのである。
ただそれも裏を返せば若手が育っていることの証左だろう。ペニャロール下部組織出身で、U-20代表で主将を務めたナンデスはその筆頭だ。
フアン・マタ似で現在アルゼンチンのボカ・ジュニオルスでプレーする22歳は、物怖じしない性格と豊富な運動量を武器とするセンターハーフで、攻守両面において圧倒的な存在感を発揮する。
彼は今大会、右サイドで起用されることが濃厚だが、2トップを生かすも殺すもナンデス次第なんです、となるかもしれない。