フランス・リーグアンのモナコは26日、「CSKAモスクワからロシア代表MFアレクサンドル・ゴロヴィンを獲得した」と公式発表した。

アレクサンドル・ゴロヴィンは1996年生まれの22歳。CSKAモスクワの下部組織で育成され、2015年にデビュー後評価を急速に高めてきた選手だ。

先日行われたワールドカップではロシア代表の中心選手となり、ベスト8進出に大きく貢献。

チェルシーやユヴェントスなど多くのクラブが関心を持っていると言われていたが、最終的にはモナコが獲得に成功したようだ。

契約期間は2023年までの5年間。移籍金については非公開となっており、メディアでも情報が出ていない。

まだメディカルチェックは終わっていないが、最終的な横槍や撤回を認めない条項が入っているため、契約はほぼ決定だという。

ヴァディム・ヴァシリエフ(モナコ副会長)

「モナコとCSKAモスクワは、ゴロヴィンについての移籍交渉が最終的な合意に達した。

複雑な交渉だった。最後までこの夏に完了させられる自信を持てずにいた。

5月にはユヴェントスがもっとも接近しており、クラブは取引を決断したと聞いた。

しかし、最も大きな競争相手はチェルシーだった。私はモナコのオファーがより有利な条件だったと信じているし、プロジェクトが理解されたと思う。

チェルシーはトップクラブだ。大きな尊敬を抱いている。しかし、彼らの中盤は飽和している。

私の見解では、アレクサンドルは世界のビッグクラブでプレーできることは間違いないタレントだが、もう少し時間がかかると思う」

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