いかがだっただろうか。

過去の大会における最多優勝国は、前回王者でもある韓国の4回。日本は山口蛍、永井謙佑らを擁し初優勝を果たした2010年大会の1回となっている。

今大会の展望だが、やはり兵役免除がかかる韓国が他国を大きく引き離している。

アジアの強豪国である日本、イラン、サウジアラビアらは東京五輪に向けた若手主体のチームで挑むため、どちらかというと「経験重視」の立場。ウズベキスタンもOA選手を使わない意向であり、やはり韓国との差は歴然と言わざるを得ない。

一方で、韓国は「絶対に負けられない」周囲の強大なプレッシャーと戦うこととなる。そのとてつもない重圧に打ち克つことができるか。メンタル面も含めチームの底力が試されることになるだろう。

世界中が熱狂したロシアW杯が終わり、Jリーグも文字通り熱戦が繰り広げられるこの時期の開催は少々盛り上がりに欠けるかもしれない。また大物OA選手を呼んで上位進出を狙うチームや、2年後の東京五輪を見据え21歳以下で挑むチームなど各国の大会に臨む思惑も様々である。

しかし、この大会は特色あるアジア各国が集うまたとない機会。ぜひとも注目していただきたい。

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